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狭心症の記録と記憶・・・5


とうとう本番(カテーテル手術)の7月27日(月)を迎えた。
緊急のオペが無い限り朝二番目の10:40からの手術。
朝の6時に検温・血圧等のチェックと検査の時にも着用した、
胸のはだける着替え着用。
朝食は抜きでいつもの安定剤を処方。
さて・・・ここで問題発生!(いえいえ私のわがままでの一悶着)
それは・・・尿道管(尿道カテーテル)の問題。「ぜーたい嫌だぁ~」と
駄々をこね、とうとう担当の先生まで飛んできて説得・・・(笑
どうしても「あれ」だけは嫌で、抵抗したのだが・・・
「途中で止められない手術だ」と先生に怒られ、50過ぎの
おっさんの駄々こね抵抗は鎮圧されましたとさ・・・(T.T)
これが手術以上に「痛い!!」のと「不快感120%」
思わず「ぎゃ~」と(小さく)叫び声・・・相方はカーテンの向こうで
笑いをこらえていたらしい。 薄情者め~・・・
管を通され、通称「おしっこ袋」を小脇に抱え、
うつむいてお迎えのベンツに乗車(点滴付き)
又も専用エレベーターで、手術室へ・・・
1Fに着くと一番で終えた人が「惚けた顔」で(失礼)
ぼ~っとベンツに乗車し、看護師さんを待っていました。
あ~俺も検査完了時にはあんな顔だったんだなぁ~。
道理で次の人が不安そうな顔を・・・笑

さて、検査の時と同じ手順で手術台の上に。
相変わらずユーミンやら軽いPOP系のBGM。
それなら始めにリクエストしておけば良かったかな?などと頭の中で・・・
現実逃避か~(笑
前回同様局部麻酔の注射が痛くて「うっ」と言ってしまい。
「ごめんね~」と先生。
「前よりもちょっと太いカテーテルを入れるから、抵抗感があるよ~」
「ぐいっ!」おおっ!
確かに検査時より腕に入る抵抗感が大きい。でもいわゆる「痛み」では無く、
やはり不快感」が先に立つ感じ。
またも、目を開けていられなくてじっと目をつぶっていたのだが、
悪い癖が出て・・・
「ごめ~ん。頭かゆいから掻いて~」「はいはい。どこ?」
「もうちょっと右・・・」もう~(笑
その間にも手術は進み「バルーン○○気圧(数値を忘れた)10秒、9,8,7・・・」
胸のあたりが、狭心症の発作のように苦しくなる。
「はいOK。ステント行きます。」ごそごそ・・・
「あ~やっぱりもう一つ要るね~」先生。
もしかしたらちょっと血管の曲がり角なので、2コ入れるかも?と言われていた。
「ぷしゅ~(本当は音などしないが)」って感じで、バルーンがしぼむ。
ごそごそ・・・「バルーン××気圧。10秒、9,8,7・・・(再度の秒読み)」
その間胸に着けられた心電図の音が「ピコン・ピコン・・・」と単調なリズム。
なんか眠くなりそう・・・あほか!
でもさすがに寝るには「不快感」がつきまとい、どうも落ち着かない。
そんなこんなで「はい無事終了」の先生のお言葉。
「抜く時もちょっときついよ~」・・・「ぐりぐり~」う~ん不快感絶頂。
また止血バンドで手首を思いっきり締められて、「ハイ起きて良いですよ~」
今回は足がガクガクは無かったが、ちょっとふらつき気味で手術台を降りる。
またもベンツに乗車し、おしっこ袋と共に別室に。
相方も呼ばれ、「無事終了しましたが、結果はステントを2コ入れました」
「今後は月一で通院と半年後にステント留置部の再狭窄が無いかの
カテーテル検査を して、問題無ければ投薬治療。
再狭窄が有れば今回同様の手術です。」との説明。
実際は「ぼ~」っとしていて、相方がちゃんと聞いていてくれた(感謝)
モニタの画面を見ると、確かに血管がきちんと通っていて、太さも同一。
ちょっと安心・・・
ベンツ乗車しエレベータ前で、看護師さんを待っていると、次の患者さんが
不安そうな顔で見て行く・・・「しまった!たぶん惚けた顔だった!」
ニコニコして待っていようと思っていたのに~(笑
でも本来は手術後は「CCU」に1泊し、術後の安静と感染症予防をするのだが
またも「わがまま患者」が「あんな所に1泊させられたら本当に病気になっちまう」と
前もって先生に直談判していたので、自分の病室に戻ってゆけました・・・先生ごめん。

さて、病室に戻ってからがもう一つ大問題が・・・
そうです尿道カテーテルを外すんです!
これがまた一騒動で「早く外してくれ~」の要求に、「先生に確認してから!」と
看護師さんに怒られ、「仕方ない。確認してきてあげる。」とわがまま・・・
「OKがでたよ~」「おおっ!」・・・これがまた痛いのと何とも言えない感触が・・・
「うふ~ん」(爆笑)って感じになるのよ。
(文字にはできない、何とも変な感じ)
とにかく、どうしても不快感の耐えなかった状況は終了し、
後はおとなしく・・・今日は点滴が外せず、次の日の朝9時まで装着したまま。
胸にも心拍数を計る機械を付けさせられ、一晩を過ごすことに。
また、トイレに行っても尿道と下腹がムズムズして、いつも残尿感がつきまとう。
まぁ何とか無事に終了し、昼食も完食。相方は帰って行き、歩き回るわけにも
行かないので、その日はTV鑑賞と、ウトウトお昼寝状態。
(精神的に疲労感が・・・)

夕食も完食し、21時には止血バンドも外され、夜間用の自動点滴調整器(?)を
スタンドに装着。いろんな物が着いていて寝られるのか~
と思ったものの・・・結局朝までぐっすりと・・・

まぁとにもかくにもインパクトの膨大な一日でありました。

続く・・・
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by bomb-029 | 2020-12-08 16:58 | 狭心症 | Comments(0)